卵子凍結した後の妊娠率はどれくらい?

卵子凍結


将来妊娠を望んでいるたくさんの女性にとって、新たな選択肢として話題になっている「卵子凍結」。
徐々に知名度や注目度、話題性が高まってきている卵子凍結は、実際の妊娠率がいったいどのくらいあるのか、妊娠を希望している女性にとってはもっとも興味を惹かれるポイントなのではないでしょうか?

ここでは、安全性の高さが徐々に確立されてきている卵子凍結について、妊娠率や具体的な流れをまとめてご紹介していきます。

卵子凍結の流れについて

ある程度のリスクを考慮することも推奨されている卵子凍結は、次のような流れが基本的なステップとなっています。

カウンセリング
卵子凍結ができるクリニックにて、初診時のカウンセリングを受けたのち、血液検査などの適性検査を行います。
この時、検査はせず卵子凍結についてのカウンセリングのみでも受けることができます。

スケジュールの相談
卵子凍結の検査は、およそ1週間程度で検査結果が把握できます。
その結果に基づき、卵巣刺激の方法をドクターによって判断・決定されます。

治療周期のスタート
次に、卵子凍結をするための治療周期がスタートします。
月経開始後約3日後くらいから採卵までの約10日間、注射や内服薬を投与し、卵巣を刺激していきます。

採卵
卵巣刺激後、卵巣の反応を超音波や採血で確認した上で、担当医の判断で採卵日を決定します。採卵とは、育てた卵子を体外に取り出すこといい、採卵手術にて採取した卵子の中から、成熟した成熟卵のみを凍結します。
保存期間や保存延長更新の方法はクリニックによって異なります。

卵子凍結の費用は?

卵子凍結は、トータルで約50~60万円程度が一般的とされています。
ただ、採卵や凍結の個数によっては、費用が大きく変わってくることもあります。

卵子凍結の妊娠率はどのくらい?

卵子凍結の妊娠率は一回の採卵で得られる卵子数には違いがあると思われますが、一回の採卵あたりで20-35%ほどといわれております。

卵子凍結は、保存された卵子と精子を体外で受精するための体外受精が必要となるのですが、凍結された卵子を融解する必要があるため、ここまでの過程で、卵子が破損してしまい、使用できなくなるリスクもあります。
このような理由・原因から、卵子凍結の妊娠率は1回の採卵あたり20~35%となります。
卵子凍結の基本的なステップである採卵・体外受精は、
・30歳以下の場合:35%前後
・31~34歳の場合:30%前後
・35~37歳の場合:25%前後
・38~39歳の場合:20%前後
・40代以上の場合:15%前後
と、
年齢を重ねるごとに1個当たりの妊娠率が低くなっています。

このような理由から、卵子凍結はできるだけ若い年代のうちに多めに取っておくことが推奨されています。
卵子凍結による妊娠率は、必ずしも出産に結びつくものではなく、妊娠ができてものちに流産してしまうリスクもあります。

流産の可能性についても年齢を重ねている分、リスクが高まるといわれているため、早い段階で卵子凍結をしておくと、理想的で安心・安全な妊娠・出産がしやすくなるとされています。

生まれてくる子への影響は?

浦安市の卵子凍結プロジェクトの責任者からの報告によると、卵子凍結で生まれてくる子への悪い影響は、明らかではない点も多いですが、海外での報告では大きな問題はないといわれております。
卵子凍結の期間は、保存年数の制限がなく、劣化もないため、体調や適切な年代に沿った妊娠・出産の可能性を高めることができるとの報告もあります。

年齢を重ねると、妊娠することのリスクやその可能性が低くなる要因が増えていくもの。
ですが卵子凍結は、将来にかけがえのない子どもを産む可能性を残して置ける、有効なステップとして知られています。
妊娠・出産という女性にとっての大きな目的を実現するため、卵子凍結をひとつの手段として検討してみてはいかがでしょうか♪

kana

健康オタクでリサーチが趣味のフリーライター。 女性のデリケートなカラダとココロに寄り添える情報をわかりやすくお伝えします。

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